●勝手ヨミ


 今週の初め、近くのスーパーに買い物に行ったときのこと。
肉じゃが用に合挽肉200gと牛乳1パックを買ったついでに、おいしそうなイチゴが目にとまった。お値段は、肉と牛乳併せたものより高い、1パック500円なり。
 まぁときにはぜいたくもよかろうとカゴのなかに納め、レジに向かう。夕方をゆうに過ぎた時間帯で、2,3人の客がパラパラと精算をやっている程度で、五つほどあるレジも空きが目立つ。
で、ヒマそうにしていたレジのお嬢さんのところにカゴを持っていくと、すぐに聞かれたのがこう。
「ご一緒ですか」

●業務連絡


eグループというYahooのメールサービスがある。趣味とか仕事とか、何か共通の話題を持っている人たちが登録し、そこにメッセージを送るとグループに所属してる人、全員にメールが届くというもの。
高校の同窓会がこのサービスに参加していて、ボクも登録している。

 つい先日のこと。そのeメール経由で次のようなメールが届いた。幸い個人情報は全く含まれてないので、全文掲載してみる。

●カテコールアミン


キレるネズミ「誕生」という科学ニュースより。
 脳のなかには神経どうしの情報を受け渡すために、いろんなモノが動いている。代表的なものは、カテコールアミンセロトニンなど。
カテコールアミンのなかにも、ドーパミンノルアドレナリンなんてのがあり、こうしたモノが脳のいろんなところで、いろんな程度にばらまかれ、いろんな働きをしてるのね。
 で、このバランスが崩れると病気になることがある。有名なところでは、パーキンソン病。これは本来ドーパミンがあるべき場所で、その量が少なくなって起こる病気なのね。
 この病気、原因が分かってるから治療法もいろいろ進んでいるけど、脳のなかのモノについては、まだまだ詳しく分かってないのが実状。

●ディナー


 貧乏をしてると得をすることもある。豊前在住の親しくしてもらっているお医者さんから、あまりの医者らしからぬ生活をみかねてか、ディナー券が送られてきた。見ると、福岡でも高級な部類に属するホテルでの券。
 もちろん事前に電話で連絡があり、手に入れたけど福岡に行く機会があまりないから譲るとのことだったので、へへェーと受話器の前でひれ伏しながら有り難く頂戴したわけでして。

 で、思い出したこと。ン十年前、東京にいた時分、ホテルのてっぺんにあるグルグル回るレストランで、ほかの先生方との会食があったのね。ある会社のお呼ばれでして、個人の財布では全く耐え切れそうにない高級なところ。

●割合


 夜の「10秒」朝は「9秒」に感じられるというニュースが。
10秒を被験者に測定させると、 「午前7時には、平均12.3秒だった『10秒』は、時間とともに徐々に短くなって、午後9時には平均11.3秒になり、約1割の差が生じた」という。つまり「夜の『10秒』」は朝では『9秒』」に感じられる計算になる」というんだけど。

 確かに11.3割る12.3は0.91で、約1割、11.3の方が小さい。だから「10秒が9秒に」というのは、おおよそいいんだろうけど、なんとなく気になる。

●あいさつ


 昨日大阪国際女子マラソンがあり、またオリンピック有力候補が一人決まったようで。
で、レースを見終わったあと、なんとなく走りたくなって。体調が少しすぐれないけど、せっかくだからと、ちょっとひとっ走りしてみた。

 周回できるコースがあるので、そこまで、ゆっくりと身体と相談しながら走った。外は寒いので、帽子をかぶりその上に耳当てをして、サングラスをかけ、手には軍手の重装備。

 しばらく行くと、20mぐらい先に4歳ぐらいの坊やがこちらに向けて三輪車をこいでるのに気づく。
ボクとの距離は結構あるように感じたんだけど、でもその坊や、遠くからこちらに大きな声で元気よく、「こんにちわ」と挨拶をかけてくるじゃないの。
 うれしくなりこちらも負けじと、大きな声であいさつを返した。

●魔法の杖


 ちょっと古物で、昨年の7月の、「身体に触れるだけでガンを見つける魔法の杖」という科学ニュースより。

●カットオフ値


 血液の検査に、基準値というのがある。健康な人のほとんどがそのなかに入る値の範囲で、それから出ているからといってすぐに病気というわけじゃない。逆に基準のなかに入ってるからまったく健康というわけでもないないのね。
 検査結果を示すときは、必ずこのことを患者さんに説明してる。で、その境界を示す値をカットオフ値というんだけど。

 そもそもある検査の値が病的かとうかというのは、確率的に言い表していて、「病気であることを診断する確率」と、「病気でないことを診断する確率」の両方を考えなくてはならないのね。
検査として最高にいいのは、どちらとも100%のもの。つまりその検査で異常だと出れば、病気、そうでなければ全く安心していいですよってもの。ちょっど白と黒にきっちり色分けされた豆腐をその境界線でスパッ切るようなもの。だけど、実際にはなかなかそんなものはなく、現実の確率というのは、その境界のあたりの色が徐々に変わっていってるようなものなの。

●寡占化


 暴力団員数8万5千人のうち、3団体で7割を占める事態になっているという。いわゆる寡占化(かせんか)が進んでいるよう。

 で、この”寡占化”で思い出したこと。昨年、四国のある地方都市に行ったときのこと。大きな港のある街で、アーケード付きの長い商店街があった。フェリーの出航まで数時間あったので、時間潰しに散策としゃれ込んでみた。

●プリオン


 アメリカでBSE(狂牛病)の問題が起こっている。で、今日のメモは、この病気を起こすタンパク質、プリオンについて。

 生き物が増えて行くには、遺伝子というものが必ずいる。この遺伝子、なにをしてるかというと、タンパク質を作り出してるのね。たとえばヒトなんかもある意味、タンパク質の塊で、すべて遺伝子の命令で作り出されるタンパク質で、日々自分自身を作り出してるわけ。

●RSI


 ネットでフットクリックという機械に出くわした。
マウスを使っていると手が疲れることがあるし、ときには痛みなんかも起こる。そこで機械に足を掛けてクリックすれば、そうした問題が解決、というのがコンセプトのグッズらしい。
 ペダルを追加すると、そこのサイトの「About Foot-Click」のページの下にあるような機能が使える。指を使いながら足を使用するということも可能、従来のマウスへの切り替えも簡単らしく、慣れれば相当な操作が期待できそう。あくまでも慣れればの話だけど。

●巣立ち


 一昨日の日曜、公園で人生を考えていた。弁当を食べながらの人生考だったので、ついご飯粒が地面にこぼれてしまって。で、そのご飯粒をねらって、ハトが数羽寄ってくる。
 それを眺めていると、ふとあることに気づいたのね。テレビによく映るあのカルガモの子ガモのような小さな子バトっていないなぁって。

●赤方変位


科学ニュース より。
宇宙が生まれた頃は、ごちゃごちゃ銀河がぶつかりあってたと考えられてきたのが、どうも少しは整然としてたのかも、というのがニュースの趣旨。遠い遠い宇宙の果てを観測して分かったことらしい。
 で、ここにも書いてあるけど、光って遠ざかると赤く見え、近づいてくると青く見えるのね。この現象、それぞれ赤方変位、青方変位と名前がついている。

●ダウジング


 昨日、テレビをつけると、FBI超能力者捜査官と称する人たちが出て、いくつの未解決事件を追うという番組があっていた。扱っているのは基本的にはすべて失踪事件だったみたい。
 で、例えば”残留エネルギー”などという、ある種のエネルギーを感じながら、捜査官たちがいろんな情報を出していくんだけど、なんだかねぇって感じだった。

●比喩


 図書館に行って本を物色していたら、「地球がもし100cmの球だったら」という60頁ほどの本があり、パラパラとめくってみる。各ページにイラストがある絵本のようなレイアウトで、かつすべての漢字にルビが打ってあり子供向けであるのは明らか。
100cmの球になぞらえて宇宙のなかの地球、地球の中のヒトを捉え直し、環境の問題、命の問題などを考えて欲しいという趣旨みたい。

 以前流行った「地球が100人の村だったら」を初め、この手のスケールを変えての物事の比喩というのは、ときどき見かける。でも、よほどインパクトのある表現が得られないと、あまり意味がないような気がするのね。
 たとえば「地球が100人の村だったら」のなかにある、「57人のアジア人、21人のヨーロッパ人、14人の南北アメリカ人、8人のアフリカ人がいます。
 52人が女性です。48人が男性です」なんてのは、単に比率をいってるだけだからね。

●血液型


 輸血用の血液の型をO型に変える技術が商業化されるとの科学ニュースが目に止まった。
 血液型というのは、赤血球の表面についている目印のようなもの。目印はいくつかあるんだけど、よく知られてるのがA,B,O,AB型。
 A,B型はそれぞれ同じ型とAB型に、AB型は同じ型にしか輸血できないけど、O型の血液は全部の型に輸血可能なので、たくさん作ったらもうかるぞというのが商業化の趣旨なのね。、
 四つの目印は、ごくごく違うだけ。つまりO型の表面についてるものを基本として、ほんの少しづつ違う砂糖みたいなのが付いてA,B、AB型になる。ここには書いてないけど、きっとその砂糖みたいなのを取ることで、エイってO型にしてしまうんじゃないかと。

●シワ


 つい先日、何年もご無沙汰の患者がこられたときのこと。ボクの顔を見ての第一声は、「年を取りましたねぇ」。いわく、シワが増えたらしい。
 そりゃ月日が過ぎれば、そんなことないもあるわいな、と言葉のままを受け取ったんだけど、そんなにフケたかなぁとの思いも。

 年を取ってからの見かけというのは、人によって随分違うなぁって診療しながら常々感じている。大体60歳ぐらいを過ぎると、どんどん見かけが老けていく人と、そうじゃない人にはっきり分かれていくような気がするのね。その大きな要素はシワ。
 80,90歳の人でも肌に張りがある人って、ホント若く見える。

●円グラフ


 Yahooニュースから。

 なんでもネット上の検索の新しいやり方が出てきたそうな。そこにも書いてあるように「表示する数十ページの検索結果をわざわざ最後まで見る人」なんて確かにいないと思う。
ボクなんか最後まで見るのは、ヒットの数がせいぜい、百から二百ぐらい。経験的に、ある程度見て期待したものがなければ、それ以上のページを追っても仕方ないかとあきらめてるんだけど、でもひょっとして、いい情報をゲットし損ねているのでは、という気持ちがあるのも事実。

●インフルエンザ


 鳥インフルエンザが国内で発生したとのニュースが流れた。鳥に感染したインフルエンザは、いくつかのタイプに分かれ、そのうちのいくつかが毎年ヒトに感染し流行してるらしいということが、最近分かってきたんだけど、今回のウィルスは、とりあえずはヒトへの感染は確認されてない。でも、今後、ウィルスの気が変わってヒトに悪さする可能性もあるかもってことで、注意しなくてはいけないみたい。

 ところで、昨年流行ったインフルエンザウィルスはどこにいったかというと、「生物学的には、インフルエンザウィルスは温度20℃以上、相対湿度50%以上の条件下では生存率が著しく低下すると言われている」(ネットからの引用)ので、暖かくなると大半が死滅してるはず。

●一円玉


 昨日、連休ということで北九州の高台、皿倉山に遊びに。ケーブルカーで山頂にまでたどり着き、国民宿舎のレストランでコーヒーを飲みながら、ぼんやりと時間を過ごす。
眼下には、小さく見える工場や家並みが洞海湾を中心に遠くまで広がっている。それをながめてると、そこには人の営みが確かにあるんだけど、どうしても薄っぺらな存在としか捉えられないという、なんだか不思議な感覚になってきてしまって。
 世俗を離れるというか、まぁときには、日常とは違うシチュエーションに浸るのもいいかなと、改めて思ったりした。

●真がん


 福島県の郡山で、考古遺物の真がん騒ぎが起こってた。このニュースは昨年の11月のものなんだけど、市教委が今月初め、その遺物を市の歴史資料館に展示したというので、また話題になってるらしい。

 問題の遺物はシカとそれを射ようとしている人が刻んである石。平成2年4月、縄文時代の遺跡の調査中、その遺跡を下見に訪れたスタッフによって発見されている。雑草が生えた畑の中で、線が刻まれた面を上にして落ちていたという。

●除霊


 くれぐれも患者さんの診療上のプライバシーを漏らさないよう徹しているつもりでして。でも、昨日の話は診療中の四方山話で出てきたものだから、いいかと。
 昨年暮れのこと。その中年男性の患者さん、膝を痛めたそうな。ボクの専門外の病気であり、他の病院で3,4日治療されたらしい。でも年が明けても治らないということで、知り合いの霊媒師さんに治療をお願いしたという。

●時間感覚


 無理に禁煙すると時間感覚がマヒするという精神薬学の報告より。喫煙者も非喫煙者も同じように45秒を評価することができたけど、24時間喫煙をがまんした人たちは、45秒の評価がうまくできなかったという。最初に書いてあるように、このテストは、禁煙目的のニコチン薬がうまく使えるかどうかの指標になるかもしれないということみたい。

 まぁ基礎データってカンジのものだろうから、まだまだ明確にすべき点は多々あるんでしょ。でもね、禁煙をしようと思った人が、24時間後にテストをしますから、禁煙してくださいといわれてできたら、それだけできっとその人は禁煙に成功するような気がするんだけどね。

●法則


 ムーアの法則というのが最近、科学ニュースでよく取り上げられている。1960年代半ばに提唱された「半導体の集積密度は18〜24ヶ月で倍増する」という法則で、それに従えば、大雑把にいうとパソコンの処理能力が2年毎で倍々になっていくというわけなんだけど(ここの図参照)、でも集積回路の物理的な限界があるから、もうそろそろこの法則が壁にぶち当たることになるかもって、最近、騒がれているのね。

 まぁその内容はさておき、今日のメモはこの法則という呼び方について。

●ズーノーシス


 SARSの感染源らしいとのことで、中国で数千頭のハクビシンが殺されてるみたい。動物博愛主義じゃないんだけど、なんだかかわいそうな気もする。
で、今日のメモはこうした動物から人に移る病気について。

●温暖化


 ユウゼンというサカナが千葉の館山沖で見つかったというニュース。伊豆以北には生息してない熱帯魚らしく、こんなニュースを目にすると、温暖化の影響なのかなとかをふと考えてしまう。実際は黒潮に流されただけのようだけど。

 で、この温暖化について。いつも思うことは、騒がれている割には、なかなか実感できないなぁってこと。
たとえばこんなグラフを見ても、たしかに右上がりにはなってるけど、たかが0.4℃。体温なんか、食事すればこのくらいの温度上昇は起こるし、上がったってそう困ることもないしねぇ。

●しめ飾り


 三が日はいろいろ動き回ったけど、昔と随分正月の光景が様変わりしているようで。振り袖を着た女性を見たのは一人きり。以前は三が日の間、お店が閉まってたので、年末には買いだめしてたけど、最近は元日からスーパーも全開で営業してる。こうした様変わりの多くは、経済状況に原因があるとは思うんだけど、一つ気になることが。

 というのは、初詣には神社に多くの人が参拝しているのに、しめ飾りを付けた自動車を見たのはゼロ。どちらも縁起を担いでいて、意識するしないに関わらずある意味宗教がかった儀式なのに、なんで車のしめ飾りはなくなったんだろうってこと。
とはいえ、玄関に掲げるしめ飾りはちゃんと風習として残っているしね。

●霊場


 今日、車で福岡へ行った帰り、四国八十八箇所の霊場で有名な街を通ったんだけど、そこは、正月ということで人が多く、細い道は渋滞気味。で、ようやくそこを抜けだし、峠の道に入った。そのときのこと。
坂も頂上に近づいたとき、白地に縁の一部が赤く塗ってある小さな看板が立ててあるのに気づく。近づくにつれそこに書いてある文字がはっきり読みとれてきた。

「つらいけど、人生は上り階段の方がいい」
なるほど、人生、下りよりゆっくりでも登っていた方がいいよな。うまいこというな。看板のレイアウトもなんとなく神仏がかっているし、きっとさきほど通った霊場のなかの札所の方でも書かれたのだろう、などと有り難い気持ちで読ませてもらった。

●歯周病


「怒りっぽい男性や親友が一人もいない男性は歯周病になりやすい」−歯が決して丈夫じゃないので、ついこんな科学ニュースに目が行ってしまう。
「毎日怒っている男性は時々しか怒らない男性に比べて43%歯周病なりやすい。また親しい友人が一人以上いる男性は一人もいない男性に比べて30%低い」らしい。

●カウントダウン


 大晦日は、港に面した場所へカウントダウン年越しに。着いたのは30分ほど前。一部にステージが設定され、その前に五,六百人ほどの人が集まり、そこを中心に周りの娯楽施設にわたって人で賑わっている。それを、施設の二階の柵にもたれてぼんやりと眺めていたのね。
 ステージはそこからやや遠く、なんとか司会者の声が聞き取れるほどの距離で、いろいろ催し物があったみたいだけど、零時十分ぐらい前になってからネタが切れた感じになって。

●甲申


 書道の先生をされていている患者さんから、毎年大きな紙に年始の挨拶を書いていただいている。その中に書いてあったんだけど、今年は、干支(えと)、十二支の勘定で甲申と書いて「きのえさる」という年らしい。

 干支や十二支という年の数え方、なにやら占いなどにルートを持つみたい。物事の帰結を神様や人のせいにせず、なるべく自己責任のなかで人生を全うしようと考えてるものとしては、ほとんど興味がないんだけど、そうはいっても通常、サル年としかいわないのに、その上に「きのえ」がつくとはどういうことなのか、この際、調べてみたのでご披露しようかと。