●サルの尻


 研究者というのは、どういう視点からものごとを捉えているのか、なかなか理解しがたいときがある。きっと研究者も、院長がどういう視点で生きているか分からないだろうから、お互い様だ。

 今日のメモは、赤毛ザルを使った実験で、自閉症の謎を解き明かそうとする試みるものがあったので、触れてみようかと。
 その結果から自閉症に臨む道が開けていくらしい。難しい話だ。だが、興味を引く事実がある。オスザルがメスザルのお尻を見るのに、サルもお金を払ったということだ。
 もちろん、お金はそのまんまの意味じゃない。メスザルのお尻の写真に色目を使うために、ご褒美のジュースをあきらめたという。つまり代償としてジュースを差し出したということだ。まるで人が色っぽい大衆誌を求めるのに、お金を払うように。
 ただ、奇妙なことに、サルは写真のなかのレディを触ろうとしないという。

●ピー


”Man peed way out of avalanche”というニュースがあった。”peed”は”pee”の過去形。”pee”はピーと発音し、日本語で”オシッコ”という意味。”avalanche”は”雪崩”。つまり、オシッコで雪崩をやっつけた、ってな意味になるんだろう。意訳してみた。

●キメラ

chimera.jpg
 今日のメモは、内容が重い。重すぎて、このメモを開いた途端、画面にくぼみができるかもしれない。
 キメラという空想の動物がいる。ギリシャ神話で語られる、頭がライオンで、体が羊、しっぽが蛇という動物だ。いま遺伝子工学の発展で、これがあながち奇想天外な物語じゃなくなってきてる。さて、人類はどういう立場で望んだものだろうか、という記事があった。
 学校の清掃時間では、重い荷物の運搬の際にはすぐに手を離してきた。今もその癖は治らない。
 簡単に記事の要旨を紹介して、重いこの話題もすぐに終わることにしよう。

●フレンチキス


 今日のメモは、青年院長には通用しなかったR18指定の話題。
 フレンチキスについての記事があったので、紹介してみようかと。

●フェロモン


 新しいフェロモンスプレーが年輩の恋心に火をつけるかもというニュースより。
 以前からある”Ahtena Feromone 10:13”というフェロモンなんかは、若い男女の恋に火をつけるものらしいけど、ここでは、年輩のご婦人についてのお話。
 女性の脇の汗から抽出されたこの ”Ahtena Feromone 10:13”に今回新しく研究されたフェロモン物質を半分混ぜたものと、ダミー物質を半分混ぜたものを、更年期の女性44人に嗅がせた。
 6週間、ご婦人方に日記に書いてもらったら、このフェロモンが入ってる方を使ったご婦人で41%、プラセボを使った方では14%が、より恋の相手とのペッティングとかキスとか愛撫とかを行い、全体として、デートとかセックスの”親密な社会的性的交際”が増えたのは、この薬を使った方では68%、そうでない方では41%だったという。
 特許を取るまでは、成分はヒ、ミ、ツ、ということらしい。

●口笛

whisle.jpg
 口笛の鳴らし方という英文の記事があった。
 この口笛、チューをするときの唇を尖らして音を出すやつじゃなく、指笛とでもいうのだろうか、画像のような格好で音を出すものだ。
よくお祭りやコンサートなどのイベントで、ピーピーと音を出して場を盛り上げているやつがいるが、正直そばで鳴らされるとうるさく、 ああした目立たがり屋な行動は鼻持ちならない。
 もちろん、若い時分に、この口笛をやろうとしたことはある。若者は多かれ少なかれ目立ちたがり屋というものだ。だけど、音が出たためしがなかった。このままではあの世に行くとき、今まで作ってきた敵からこの手のピーピーを鳴らされるのもシャクなので、せっかくだから記事に目を通してみた。
 以下紹介してみる。

●いとこ


「Whale and hippo 'close cousins'」と題したニュースがあった。
 Whale はクジラ、hippo はカバ cousins はいとこ。つまり、カバとクジラがいとこだという話らしい。
 生物学者たちはこの200年の間、カバとクジラの関係について議論してきた。今までは、臼歯の特徴ある刻みからカバは豚のいとこにあると今まで考えてきたんだけど、どうも遺伝子レベルの解析では、クジラのいとこらしい、というのが分かった。
 もともとの祖先がいて、何百万年の間にカバとかクジラに分かれたというのが記事の内容。

●仮死状態


 現代版、「ロミオとジュリエット」のニュースがあった。
 イタリアの70歳の男性の妻が心臓発作で昏睡に陥った。その男性、妻のベットの横で4ヶ月待ったけど改善の見込みがない。絶望してしまったのだろう。男は家のガレージでガス自殺をしてしまった。
 しかし、それから一日も経たないうちに、妻は病院で意識を取り戻したのだ。そして目覚めた後、彼女はすぐに「彼はどこ?」と尋ねたという。
 彼らの街は、「ロミオとジュリエット」の舞台となった街から40マイル先にある。
 以上がその記事の内容。

●長所


 先日、このメモで、タバコは永遠に有害なものだと断言した。それが何日も経たないうちにくつがえされてしまった。なんと喫煙はパーキンソン病の発症を押さえるのにいいかもしれないというニュースがあったのだ。
 スウェーデンの研究で、遺伝的影響を排除するために双子の兄弟を調べたところ、パーキンソン病の発症と、アルコール、住む場所、コーヒーの嗜好の間には関連がなかったけど、喫煙の習慣だけに差を認めたという。

●脳細胞


 先日見知らぬメールが届いた。なんでも医者を対象にしたサイトがあるらしく、登録しないかという。
 普段、患者から医者と見なされているか不安でたまらないものにとっては、見ず知らずの人から医者扱いされて、うれしい限りだ。ということで、さっそく加入した。もちろん無料だというのが、最大の理由だ。

 で、アクセス権をもらってサイトに入ると、これがかなり充実した内容でして。さっそくメモとして紹介してみようかと。
 ただし、これって怒られるのかもしれない。「医者だから信用してたのに。お前、本当に医者か」とサイトから文句をつけられるかもしれない。また医者扱いしてくれない人が増えるのは残念なことだけど、医療情報の紹介という、世のため人のためになることだから仕方ないだろう。

●防虫物質


 蚊を寄せ付けない、自然の防虫物質を出す人がいるらしい。
 黄熱という病気を媒介する蚊に刺されにくい人たちがいることに、ある研究チームが気づいた。で、彼らの臭いを分析すると、11個ぐらいの蚊を寄せ付けない物質があることが分かった。今後防虫剤として、スプレーとかローションとかに用いられるかもしれないという。

●退学


 名古屋には入学すると、学校でタバコ吸ったら退学ね、という約束をさせられる女子大がある。
 数年前から導入された制度で、その誓約書だけでなく、学校当局もタバコの害について知る機会を増やしたり、あるいは禁煙指導をしたりしているため、喫煙者が半減しているらしい。

●”性”策


 若者の野放図な性を憂う大人たちは多い。で、ついに米国のオヤジやオフクロたちは、ある法律を思いついた。だけど、どうもうまくいかないんじゃないの?というニュースより。

 その法律ってのは、避妊をする前に親の許可を得なければならないというもの。研究者がそれを吟味したところ、若者のHの機会は少なくならないだろうし、それどころか妊娠も増えるだろうという結論に達した。

●モニター


 東京の病院で手術のときの術者の心拍数を記録して、手術ミスなどの解析に用いることが検討されているという。手術中にやばいことをすれば、心拍数が上がるという前提があるんだろう。確かに日常では、”やばい”ことをしようと考えただけで、カミさんに悟られてしまうのじゃないかとドキドキしてしまう。

●リンパ節転移


 癌のリンパ節への転移が分かる検査が開発されたという。磁性を帯びた粒子を使ってMRIで調べるというもの。
 癌じゃない人にはあまり興味がないことかもしれない。とはいえ興味があるからといって、癌患者というわけでもない。
 ということは、癌患者でも関心のない人もいれば、関心のない癌患者じゃない人もいるということだ。

●些細なこと


 些細なことにはこだわらないで生きてきた。その証拠に、頭髪はごくごく短い。その髪が伸びたので、今日床屋へ行った。
 イスに座らされると、長さを聞かれる。いつも行く床屋なんだけど、チェーン店なのでときどきスタッフが替わる。そのため常連さんの情報が行き渡ってないのだ。
 いつもお願いするのは、1枚半という毛の長さ。些細なことはどうでもいいたちなので、なんミリなのかは知らない。ただ短い順でいえばスキンヘッド、一枚に次ぐ長さだ。
 一枚にしたこともあったが、ほとんど地肌が見えて様にならない。一枚半より長くしたときもあったけど、なんだか長くて床屋に行った気がしなかった。

●シェイクスピアと梅毒


 シェイクスピアが梅毒だったかもしれないという、Rossさんというお医者さんの意見を紹介している記事。このお医者の名前を聞くのは初めてだけど、初対面の人にはやさしくするに越したことはない。特に同業者だから、回りまわって、Rossさん経由の紹介患者が一人ぐらい増えるかもしれない。
 ということで、きっと日本語ができない彼に成り代わり、話を紹介してみようかと。彼の思いが伝わりすぎて、ついキーボードを叩き過ぎた部分、つまり彼の言葉ではない箇所は少し色を薄くしてみたけど、彼もきっと同意してくれるに違いない。

●寿命


 女性の方が男性より年とっても心臓の働きがいいという英国のニュースより。
 250名を調べた結果、男性の場合、18才から70才までに心臓の機能が4分の3になるのに、女性の場合はほとんど変わらなかった。ほかにも筋肉とか手足への血のめぐりが悪くなることが男性では早くから起こるけど、女性では閉経を見ないと起こらないなんてことも分かったんだけど、”やっぱり心臓の働きの違いが女性が長生きする大きな原因なのかもしれないなぁ”と、研究者はおっしゃる。
 でもね、男性の場合、年とっても運動してると、運動していない20才の若者より心臓が強くなり、その働きの低下を防ぐことができるらしいから、心臓をタフに保とうとしたい男性は参考にされてはいかがかと。

●労働


 ゆえあって4月から心を改め労働に励んでいる。北の収容所に入っても耐えられそうなぐらい、労働に目覚めている。そのうちカミさんを、”所長”と呼んでしまうかもしれない。
 それはさておき、昨日の労働はきつかった。というのは、当直先の病院でほとんど寝ることができなかったのだ。
 曲がりなりにも一国の主である院長がほかの病院で当直するのか、という疑問にはこう答えよう。ブッシュ大統領が、職務でほかの国に泊まりにいくだろう?それと同じだ、と。
 ただ寝られなかっただけだ。

●言語


 ヒトの言葉のリズムを使って、ラットが二カ国語を区別することができるらしいという記事より。
 スペインの学者さんの研究で、まずラットにエサに関連づけて日本語とオランダ語に反応するように訓練する。そうした64匹を4つの群に分ける。
1.それぞれの母国語をしゃべる人の言葉を聞くラット、2.合成音を聞くラット、3.母国語じゃない人がしゃべるのを聞くラット、4.逆向きの言葉を聞くラット、の4つね。

●声援


 昨年暮れに宮古島トライアスロンの出場が決まった。長丁場のレースなので、昨年の8月以降、練習らしい練習はしてない身としては、 ちょっとヤバサを感じ始めている。いまのままではトップを狙うどころじゃない。宝くじに例えれば、いつもトップを狙うんだけど、300円がせいぜいの成績しか残せてない現状がさらに悪くなる。
 ということで今日、寒風吹きすさぶなか久しぶりにチャリの練習をした。

●恐れ


 ものを恐れるという感情は頭にある扁桃体という所で起こる。この扁桃体が障害を受けると、恐れることがなくなっちゃう。
 たとえばサルはヘビをおもちゃでも怖がるんだけど、扁桃体を壊すと全然怖くなくなって、平気でつかめるようになる。こんなことが分かっていたんだけど、人の場合、どうも相手の目を見ることで恐れるという感情が起こるらしいというニュースより。

●カレンダー


 新しいカレンダーを提案している科学者がいる。
 いままでのカレンダーは年が変わるたびに曜日が変わるので、新しくカレンダーを作らなければならないけど、このカレンダー、同じ月の同じ日にちは、ずっと同じ曜日になるように作られるそうな。

●風邪臭


 アルツハイマー病の早期診断に臭いを利用するという記事より。
 軽度から中程度の認知障害がある150名と健康な人60名を、半年ごと追っていって臭いのテストをした結果、アルツハイマー病になる人は、臭いの記憶が落ちていた。具体的には、”いちご、タバコ、石鹸、メロン、三つ葉、バイナップル、天然ガス、ライラック、レモン、皮”のにおいが分からなくなっていたという。

●初夢


 奇妙な初夢だった。
 普通自動車に乗って街を走っていた。後部座席から、運転するお袋の姿が見える。ほかにも後部座席に一人、助手席に一人、計4人乗り合わせていた。