怒り探知機

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 小学校時分のある時期、ものに当たり散らすことで怒りを表現していたことがあった。といっても朝の登校時だけのことだ。
 実家が商売をやっていた関係で、上がりかまちから玄関まで数十メートルの通路があったのだが、朝、登校前に親とけんかをすると、腹いせに通路に置いてある自転車や靴箱や掃除道具などを蹴散らしながら玄関まで向かったのだ。
 家の者からは、ものに足を取られながら逃げ去る小ザルとしか受け取られなかったようだが、もしSigard がそばにあったらどう反応しただろうか。

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トンボ

 数日前からネタ元の記事に大変興味を惹かれているのだが、うまくメモできないでいる。
 話題の主は昆虫のトンボだ。なんとそのトンボに高出力のものと低出力のものがあるという。きわめて興味ある題材に出会ったと思うのだが、メモがまとまらない。
 トンボの複眼を思い浮かべていると復党願いも復願というのだろうか、などという雑念が頭をよぎるのだ。
 それでもなんとかメモしてみよう。

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ゴルフ

 ゴルフは紳士のスポーツといわれてきた。その理由は自己申告というシステムにある。球を打った回数がいかに少ないかを競い合うのがゴルフなのだが、その回数は自分申告されたものに依拠している。つまりウソをつこうと思えばできるのだが、ゴルフをする人にはそんな輩はいないという前提に立っている。
 それゆえゴルフは紳士のゲームなのだ。
 人生を誤魔化しつつ生きてきた院長としては、そんなゴルフにはほとんど関心がない。

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Flash

 過去にアップしたものを Flash を使って整理してみようかとチャレンジしているのだが、さっぱり進まない。この手のデジタルものへのアプローチは当たって砕けろを旨としているのだが、操作ボタンがあまりに多くとても太刀打ちできそうにない。
 早速マンガてんこ盛りの入門書を購入したが、この手の本にありがちな、マンガがあるからといって簡単な解説ではないことを再認識しながらの作業だ。

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検索診断

 病気の診断に Google が役立つという記事があった。そのなかにこんなくだりがある。
「医師は疾病の診断をくだすのに頭のなかで200万のことがらを持ち出している」
 数があまりに多すぎてそんな馬鹿なと疑問を抱く方も多いだろう。だが現場にいるものとしては納得できるものだ。
 診療の場を再現してみよう。患者が診察室に入ってきたときから思考は始まる。

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カウンター

 気になっていたレイアウトに手を入れる作業やリンク切れを初めとする過去メモの整理に、ここ数日時間を割いている。あるホームページコンテストに参加するための準備で、下のFlashもその流れのなかで作ってみた。random pickup の横の? に置いているいくつかのお話を本の形式にしようと思い立ち、最初に仕上げたものだ。 

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分割

 ケーキを二人で互いに不満なく分けるにはどうしたらいいか、という古くからの問題がある。身近な経験からカミさんが先に食べ残りを分けてもらうという手法をすぐに思い浮かべるのだが、伝統的には一方がまず二つに切り、そして他方がどちらか選ぶというのがその答えのようだ。
 切る方は少ない方を残されたらいやだから、なるべく半分になるように慎重に分け、選ぶ方は自分で大きいと判断した方を取るから、お互い満足するというわけだ。
 その解答以外に新たな手法が提案されたという記事があった。

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延命効果

 南極ではもう雪が降っているそうで、ここ九州の地でもだんだん寒さを感じるようになってきた。
 だがどんなに気候がきびしくなろうが、我が家のルールは変わらない。それは九州男児にふさわしく、なんでも亭主が先というものだ。

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