世の中に嫌いな言葉がいくつかある。更新というのもそうだし、借りた物は返さなくてはならない、という言葉もそうだ。
そんなことがなければどれだけゆったりとした時間を送ることができ、どれだけクリニック経営はゆるぎないものになっていたことだろう。
ヤモリ
写真
ネットと関わりを持ち始めた何年も前のことだ。いろんな世界と結びつく楽しさに酔い、いかかがわしいサイトを見る合間にふとノーベル賞のサイトを覗いたことがある。
なにが書いてあるのかもよく分からなかったが、いかがわしいサイトとはまた違った興奮を覚え、思わずホームページでそのサイトを紹介してみた。そしてその冒頭で以下のような文章をアップしていた。
モンティ・ホール問題
ゲームの回答者の前に三つのドア(#1,#2,#3)があって、そのうち一つのドアの後ろだけに豪華賞品がおかれている。ここで回答者が正しくない答え、たとえばドア#1を選んだとする。すると司会のモンティが、商品がドア#2の後ろにはないことを明かし、回答者にそのままドア#1を選ぶか、それともドア#3に変えるかを聞く。さて回答者はどうするべきか?
記憶と睡眠
最近記憶力が落ちてきた。アボガドロ定数がどうしても思い出せない。最初から覚えていたのかどうかの記憶もあいまいになってきている。
なぜなのか考えていたら、近頃ぐっすり眠れていないことがその原因かもしれないとの思いにいたった。
ベルギー大学の研究者らが睡眠と記憶の関係を明らかにする糸口をつかんだという記事を読んだからだ。
落下実験
年の差
年の差カップルの我が家では言葉のDVがまかり通っている。
カミさんが、時折こちらをジィと呼ぶのだ。年をとっているのは事実だが、いくらなんでもそんな呼び方はないだろう。あきらかにジィーVだ。そう思っても口には出さない。出せばほんとのDVに見舞われる。
だからこっそりお返しをする。最近太ったんじゃない?
デブといいたのだが、口には出さない。でも心のなかはデーブィだ。
ああ、でも年の差が少なければジィーVもないだろうに、となさけなく思うものの、そもそも夫婦にとってどれほどの年の差が適当なのだろうか。
ホーホーホー
コンピュータトレーナー
来年から特定健診という制度が始まる。健康保険の給付対象を今まで病気だけに限っていたものを、予防にも当てようというものらしい。
そこで登場するのが、生活習慣病予備軍といわれる人たちへのフォローアップだ。医療機関からメールや電話や訪問などで食事や運動などうまく予防に対処できているか、定期的に問い合わせられることになる。
いちびる
故あって酒を断っている。そのため仕事が終わるとやることもなく、廃人のようにイスに座っていると、カミさんが心配してか、こんなことを訊いてきた。「イチビル」というのはどういう意味か知ってるか。
カミさんが幼い頃大阪で暮らしていたときに使っていた言葉らしい。