毎日ゆっくりと時間が流れている。あまりゆっくり過ぎて診療時間と休憩時間の区別がなくなるほどだ。
だが地質学者は違う。どんなにゆっくりと時が流れても時代の区別をつけることができる。ネタ元の記事の表現を借りれば「地層には爆発的な地殻変動や氷河期の年代や種の大量絶滅の痕が刻まれている」からだ。
おかげで、オルドビス紀、シルル紀、デボン紀などのやっかいな名称が、学生たちを悩ますことになる。もちろんこうして時代名をメモできるのはネットで調べたからで、知っているのはせいぜいTV番組名の冠にもなっている(下記注)カンブリア紀と映画「ジュラシックパーク」で有名なジュラ紀ぐらいだ。
雨粒
グリコのキャラメルは一粒300m。関西人でなくてもよく知られているエネルギー換算数値だ。
では雨は一粒、どれくらいのエネルギーに相当するかご存じだろうか。なんだかナゾナゾめいた質問だが、それを実際に考えている科学者たちがフランスにいる。
落ちてくる雨粒からエネルギーを得ることができないか研究しているのだ。
物理が絡むネタ元の記事でやや理解できないところもあるが、要約するとこんなメモになる。
若者
「若者は多くの誤りを犯す。だがその思いはいつも正しい」
だれもが書き込みできるミニ掲示板で最近目にした文言だ。
”なす事の多くは正しいが、その思いはいつも卑しい”年齢に達したためか、真実をついているなと感心した。
ライフサイクル
犬の鳴き声
うちのアホ犬とのコミュニケーションは良好だ。賢い飼い主ともなると相手が吠える意味がよく分かるのだ。
「いつも同じドッグフードだけど、また食べたいな」でワン、「朝からなにも食ってないよ、ねぇあんた聞いてんの?」でワンワン、「このボケ」でワオーンワオーン、「早くエサ持ってこい」でワオーンワオーンワオーンワオーン。アホ犬の主張はざっとこんなカンジだ。
そんな飼い主から見ると疑問に思わざるを得ない研究があった。
ヒラリークリントン
禁煙キャンペーン
足の臭い
足クサ川柳というのがあるのを知った。足の臭さを川柳に詠むというもので、一等賞はなんと靴下と商品券5万円也。
おもしろそうなので早速考えてみることにしたのだが、ひとつ疑問がわいてきた。
足の臭いをいい表す言葉がないではないか。たとえば口の臭いは口臭で腋の臭いはワキガだ。足臭と書いてソクシュウというべき言葉があってもいいと思うのだが、それがないのだ。
表現力豊かな日本語であるはずなのに、いったいこれはどういうことなのだろう。
この国では靴のような足を密閉する履き物を使ってこなかったゆえ、近代まで足の臭いというのは問題にならなかったのだろうか。
ということで足の臭いの呼び方をこう提案したい。
日光とクシャミ
今日は恥を二つ告白したい。
暗いところから急に日の当たる場所に出ると、クシャミがでる人がいるらしい。ネタ元の記事によればおそよ3人に1人がそうしたことを経験しているという。
ということで、まず第一の恥。医療に従事しながらもそんなことはまったく知らなかった。
でもカミさんに聞いてもそんなことはないという。離乳食を口にし始めた子供たちに聞いてもなにも答えない。3人に1人はいるはずなのにそのウラは取れなかったわけだ。これはうさん臭い話か、と思いながら読んでいるととんでもない。かのアリストテレスもこの現象に考えを巡らしていたというのだ。
院内感染とグーグル
院内感染をあるアルゴリズムで防ごうと研究している数学者が英国にいるという記事があった。
おもしろそうなのだが、いちいちヘタ訳するのもかったるいので、ルー大柴さん風に意訳してみる。