定数反応2


 以前、定数反応という題でメモしたことがある。
 quorum reaction という英語を「定数反応」と勝手に訳したものだが、どの国際学会からもクレームが来ていないので間違ってないのだろう。
 定数反応とは、集団のなかである数の個体たちが動けばそれにつられて他の個体が動く反応だ。
 正直この定義も正しいのかどうかあやふやなのだが、同じくどこからもクレームが寄せられてない。もし間違っていれば、たった今、定数反応学会を発足させたい。
 いづれにしてもそんな反応は経験的にありそうだ。

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ミリロボット


 器が小さいのにひとり突っ張って生きてきた。せめて人と組むのに長けていればまた違った人生があっスかもしれない、今日の記事をみてつくづくそう思う。
 ヨーロッパの研究者たちが、火星探査に向けて小さな自立型ロボットを開発しているという内容のものだ。

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粘着テープ


 今日のメモはレントゲンという大いに医学に関係するものだ。そもそも医学とは自然科学と社会科学が絡み合ったものと理解している。
 たとえばメタボの治療を考えてみる。
 化学は自然科学のひとつだ。水素と酸素が結合すればいつでも水になる。そうした法則を土台にメタボの薬が作られるのだ。
 一方、社会科学はおもむきが異なる。ビールと枝豆が結合すればいつでもメタボになる、とは限らない。そこにはカミさんとのストレスや院長の知らないことを質問をしてくる患者へのストレスなど社会でのいろんな要因が絡まっている。
 メタボにはこの二つの側面を考えながら臨む姿勢が必要だ。そういう意味で医学は自然科学と社会科学が絡み合ったものなのだ。

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日内リズム


 1歳半を過ぎた双子の子供らの生活リズムに合わせているせいか、最近どうも体内時計が狂っているような気がする。ほんの数ヶ月前までは日にちが変わっても目が覚めていたのが、TVのゴールデンの番組が終わることにはもう眠たくなり床につく。それに併せてニワトリさんたちが起きる数時間前には目が覚めている始末だ。
 そんなとき日内リズムの狂いが記憶力を落とす原因になるという記事に出会ったから、少々長かろうが目を通さずにはいられない。 
 米国の研究者らが明らかにしたものだ。

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定数反応

 この定数反応という言葉、実のところこんな言葉があるのかどうか知らない。念のためネットで引いたが一件もヒットしないからきっとないのだろう。
 ではなぜそんな言葉を題に用いたのか。ひとつはビールの勢いもあるが、それ以上にネタ元の記事に書かれていたという心強い根拠があるからだ。
 そこでの表現は ’quorum response’ というものであった。
 quorum というのは議会などの定足数を意味するらしく、response は反応だ。つまり定(足)数反応とでも訳すべき言葉になる。きっと世界初の訳だろう。世界初の間違いである可能性も大であるが、言葉の意味するところを紹介するとこんな具合になる。

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歩行


 いつもてんで話にならないメモばかりしているが、今日は点で話になるメモだ。
 男と女の歩行パターンを見分けることで、近づいているのか、あるいは遠ざかっているのか人はどう感じるのかを調べた心理学者がいる。
 まず彼は人が歩いている様を点で表現してみた。具体的には足首、手首、おしり、肩や頭などの動きを点で表すのだが、ヘタな説明をするよりネタ元のビデオを見てもらえば一目瞭然だろう。(video と書いてあるところをクリック)

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パレイドリア


 「人は怒った顔のクルマを好む」という題の記事があった。そこでパレイドリア(pareidolia :変 像)という名前を初めて知ったのだが、錯覚の一種で見た物が実際のものとは違う何か他のものや人 などに見えたりすることを意味するらしい。
 カミさんが鬼に見えたりビールがキリンに見えたりするようなものだろう。

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