おとうさんはウルトラマン

カミさんが注文していた「おとうさんはウルトラマン」という絵本が届いたので、ひまなときにパラパラめくってみる。
家の外でウルトラマンのように(というか絵本のなかではおとうさんは本当にウルトラマンの恰好をしているのだが)戦うおとうさんは、家のなかでは子供に甘く、やさしい、ってな具合に、外で働くおとうさんと家でのお父さんの対比をして話をすすめている絵本のようだが、だからなんなの?という気がしないでもない。だが、ひとつだけとても納得の行くフレーズがあった。

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おかあさんといっしょファミリーコンサート

幼稚園が夏休みにつき我が家の双子たちは家でゴロゴロしてばかり。それを見越してかカミさんが「おかあさんといっしょファミリーコンサート」のチケットを手に入れていた。おやじ好みのたくみおねえさんも出るから一緒に行きたいのは山々なのだが、なにせ平日のイベント、カミさんたちだけで行くしかない。
ただ小一時間かかる大都会まで出向かねばならず、母と幼子らのちょっとした旅に不安を抱いている身としては、開催日が近づいた今日、交通手段やらなにやらをカミさんに確認していた。

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100キロウォーク

行橋から別府まで夜を徹して歩く100キロウォークなるイベントが毎年10月に開催される。夜中ひとりで歩けば、職質をかけられること間違いなしのこんなおやじでも人に紛れればなんとかなるだろうと参加を決めたのはいいが、ほんとに歩き通せるのだろうか。
膝はガクガク、太腿はパンパン、パンツはシミシミで行き倒れてしまうのではないか。
参加用紙を取り寄せると不安になってしまった。

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座りっぱなし

自分はりっぱな医者だと思う。患者が来なくてもじっとイスに座って待っているのだから。こんな暑い夏の日は海辺へいくのが一番なのに、それでも汗をかきながらじっとじっと患者を待っている。おのれはなんと患者思いの医者なのだろう。そんな感慨に耽っていたらこんな記事があった。座る時間が長いと死を早めるというのだ。

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連休

連休ということで家族サービスに徹することに。
まずは博多湾に浮かぶ能古の島までフェリーで足を伸ばす。そして大自然のなかにある公園へ。双子の子らもはしゃぎまわり、やがてエネルギーが枯渇したところで園内のロッジ風のレストランで昼を摂る。テーブルの一角でこちらと同じ年まわりのおやじがビールを手にし、その横で日本酒の瓶を手酌で呑んでいる若いネーちゃんが目にとまったが、そんなことはおかまいなく子どもらと楽しくメシを食らう。値段は街より3割高だがそこしか食うところはないので仕方ないと納得。

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意外性

週に数冊、学会誌や医学雑誌が届く。だらだらと目を通し、少しでも今後の診療に役立てばと、知らない箇所があれば赤線を引くのだが、ほとんどのページが真っ赤になってしまう。これじゃ整理がつかないからと機会をみてはサーバー上にある検索機能のあるファイルにそうした箇所をメモしていたのだが、どうも使い勝手が悪く処理できていない真っ赤なページが手元に溜まっていた。

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パウルくん

寝ぼけながら観戦したワールドカップ。そして試合後も人気を博している予言ダコのパウルくん。
結局8試合の勝ち負けを予想したわけだけど、まぁそんなことはそんなにめずらしいことでもない。
8回連続して勝ちを命中させる確率は2分の1を8回掛けて得られる数値、すなわち256分の1だから、300タコぐらい集めればそのなかの1タコぐらいはパウルくんになれるのだ。
そんなことよりパウルくん話で湧いきた疑問がある。なぜタコは漢字で”蛸”なのだ?昆虫でもないのになぜ虫へんがついているのだ?
寝ぼけ頭で考えているとその疑問はさらにふくらんでいく。
こんちゅうでもないのに、なぜ、ちゅうちゅうタコかいな、なの?
まぁ、ライブが深夜でなければ生じなかった疑問だけど。